Web ZINE『吹けよ春風』

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2020年4月の私に伝えたい「6つの変化」(はとだ)

Web ZINE『吹けよ春風』が創刊された、2020年4月16日。


最初の緊急事態宣言が発令されたばかりのこの頃、まさか2年後の2022年もコロナが収束していないこと、それどころか第7波の兆候が見えはじめている状況とは思いもよらなかったでしょう。

コロナ対応ですっかり定着した新しい生活様式。さらに昨今の予断を許さない世界情勢など、予想のつかない未来がここにあります。

この2年でそういった社会趨勢だけでなく、自分自身にも大きな変化がありました。

そのなかから2年前の自分が驚きそうな「6つの変化」について紹介したいと思います。

当時の自分へ手紙を書くような気持ちでお送りします。

 

1)千葉に住んでいて、千葉で働いている

「そーなんだ!」

2年前の私は、デアゴスティーニの「週刊 そーなんだ!」CMの子どもみたいに明るく反応してくれるかもしれません。

 

東京生まれ東京育ち。違和感なく自動的に東京に住み続けていたけど、コロナ禍前から「高い家賃を払って東京に住み続ける意義ってなんだろう?」とぼんやり考えはじめていました。

 

引っ越しを検討した2020年末、これからの生き方について考え、さまざまな町へと足を運び物件を比較した結果、千葉県に引っ越すことに決めました。といっても、都内まで電車で20~30分の距離。前に住んでいた町よりも便利な面もたくさんあります。

 

2021年からは千葉県の会社に勤めることとなり、現在はリモート勤務がメインです。拠点がどこであろうと働ける世の中へと徐々にシフトしたことも大きいです。

 

前職は渋谷勤め。夜遅くまで働き、そのあと深夜まで飲んで、タク券で帰る……。そんな2020年初頭までの働き方から180度変わりました!

2)結婚して、家族が増えている

「……本当に?」

2001年にリリースされた松浦亜弥さんの「トロピカ~ル恋して~る」のイントロのように、驚き、小さく戸惑うかもしれません。(発売されたの21年前なのか!)

 

2年前に結婚を予定していなかったものの、パートナーはいたのでそこまで驚かないかもしれません。

「家族が増えている」に関しては子どもがいるわけではなく、うちの「コギまる」のことです。

▼コギまる

ふわふわで「リアル」「本物のような」コギまるは、毎日一緒に寝ているし、一緒に散歩もする。よく話も聞いてもらっています。

 

私たち夫婦をいつも癒してくれるコギまるは、大切な家族の一員です。

3)イヤリングカラーを入れた

「イヤリングカラーってなんなん!?」


2年前の私はノブのツッコミの如くそう聞くでしょう。はい、知りませんでした。耳周りの髪の毛だけを違う色にカラーリングすることを、世界は「イヤリングカラー」と呼ぶんだぜ。

 

派手なカラーリングは若い頃にも経験あるけど、アラフォーになって髪型が落ち着ついていくのかと思いきや、そうは問屋が卸さない。急にヤンチャしたくなって、がっつりブリーチして、カーキアッシュにしたり、ラベンダーピンクにしたり、アクセントカラーを楽しんでいます。

 

これはリモート勤務がメインになったからこそのチャレンジ、遊び要素なのかもしれません。

新しい私、デビュー!

 

4)黒マスクをしてる

「♪どうーしてーーーー ええーーええーーーー」

2年前の私は、サカナクションの「アイデンティティ」のサビを荒々しく歌いはじめることでしょう。当時の価値観だと「イヤリングカラー? 黒マスク? ヤンキーかよ!」と心配になるかもしれません。

 

昔の私はどうしても黒マスクが無理でした。自分が着用すると怖そうだし、ヤンキーっぽく見えそうで本当に絶対に無理! 側の人間でした(他の人がするのは個人の自由なので何とも思いませんが)。

 

でも、毎日マスクをすることが普通となり、洋服に合わせてマスクのカラーを変えたり、小顔っぽく見えそうな色を研究したりするうちに、最近になって黒マスクOK勢に仲間入りしていました。価値観ってここまで変わるのねぇ。

 

きっと、黒マスク着用がいちばん信じられないと思うけど、今でも「私が黒マスクしてるんだけど!」と自分でウケています。

5)なにわ男子を推している

「なんですかこれは」

米米CLUBのやばい名曲「なんですかこれは」を歌いだすくらいに、なにわ男子のことを何も知りませんでした。これまでどちらかというとサブカル街道を走ってきた私は、ジャニーズに疎く、2018年に結成したなにわ男子の存在すら知りませんでした。

 

ところが、運命の2021年10月6日。

 

たまたまつけていた「FNS歌謡祭」に出演したなにわ男子の「仮面舞踏会」(少年隊のカバー)のステージを観て、はじめてなにわ男子を認識。と、同時に心を撃ち抜かれました。

「え、待って。最高なんだが…」と戸惑いながらも、何度もそのステージを繰り返し見て、徐々にメンバーの名前を覚えていきました。そこから掲載雑誌を買い漁り、出演する番組、YouTube、インスタなどをチェック。気づいたら可処分時間における「なにわ男子の推し活」シェア率がぐんぐん高まっていました。

 

メンバーの個性を知っていくとますます好きになり、当然のようにデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」を全形態予約。オンラインのジャニーズショップで、ブロマイドやアクスタ(アクリルスタンドをこう呼ぶんだって!)などを息をするように買っていました。

そして1ヶ月くらい悩んだ末、彼らのデビュー日である2021年11月12日にファンクラブに入会しました。アラフォーでジャニーズのファンクラブに初入会! ほんの数か月前まで、まったく想像できない展開でした。

 

なめらかに、華麗に「なにわ男子」という深くて楽しい沼にするすると落ちていきました。体験するすべてが新鮮で、これまで知らなかった楽しい世界が広がっていました。なにわちゃんに出会ってから人生がより豊かになったと断言できます。

 

清く楽しい推し活ライフを送っている私は、仕事でも「推し活」に関する特集を組むほどに。いまは4月27日に発売される2ndシングル「The Answer」を心待ちにしています。

6)整理収納アドバイザー2級の資格を取得

「おめでとう!」

ここまでふざけ倒して(スベリ倒して)きたけど、これに関してはシンプルにこう祝ってくれるんじゃないでしょうか。

 

何年も前からずっと気になっていた整理収納アドバイザーの資格。前から気になっていたのなら、もっと早く学び、資格を取得していてもよかったのだけど、「資格を取って何になりたいの?」「なんのために勉強するの?」と何度も立ちどまり、結局動けませんでした。

 

実際誰かにそう言われたわけでもないし、言われたとしても気にしなければいいのだけど。自分を縛り付けてしまうような言葉が自然と浮かび、ストッパーをかけていたのだと今ではわかります。

 

「何かになるために、意味のある資格を取る」という考えがあったんだと思います。立派な目的がないと資格を取るのがもったいない感覚というか。でも「なんか勉強したくなったら勉強する」「何かになるためじゃなくてもOK」「生活が豊かになりそう」くらいでもいいじゃないか。神様は何も禁止なんかしてない。ようやくそう思えたのです。

 

これは難しい資格ではなく、講座を受講して最後のまとめテストに合格すれば取得できるものです。整理の概念や収納の方法論について体系的に楽しく学び、まとめテストをクリア。つい先日、認定証が届きました!

 

この資格を取ったこと自体よりも、何十年と自分が着ていた重い鎧を脱いで、身軽に一歩を踏み出せたことが大きな進歩だったと思います。

 

 

VUCAの時代と呼ばれて久しいですが、この2年は特に社会変動の大きなうねりのなかで、これまでの習慣や既成概念が急速的に崩れていったように思います。よい変化もそうじゃないものもあったけど、大きな「変化」も乗りこなせば、やがて慣れて「あたりまえ」になっていきました。

 

「今までの常識はこうだから」「これまでの自分はこういう人間だったから」という考えを取っ払って、いま現在の自分の望みにフォーカスしてみる、「どうありたいか」「どうしていきたいか」と。そこを起点に考えて行動し、あるいは心のおもむくまま進んだ結果、この6つの変化につながったように思います。

 

来年の2023年4月16日は、どんな世の中になっているのでしょうか。

どんな自分になっているかな? 何にハマっているかな?

『吹けよ春風』は来年も復刊するのかな?

 

どれも予想はつきません。

でもあらゆる現実・変化をしかと受けとめ、柔軟に対応しながら、自分なりに楽めるといいなぁと思います。

 

それではまた来年。
もし『吹けよ春風』が復刊していたらお会いしましょう🌸

 

はとだ

鳩とサウナと芝生が好きな人。

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