Web ZINE『吹けよ春風』

Web ZINE『吹けよ春風』と申します🌸

「『やついフェス 勝手に応援記事』のその後」のその後(うめすみ)

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「他に書くネタはないのかよ」と言われそうだなぁと怯えつつ「でも後日談も書きたいし、なによりかぎかっこと二重かぎかっこでマトリョーシカみたいになるし」と思い立ってしまったので許してください。

これからも年に一度、その後のその後のその後の…と頭の悪さを全面にアピールしつつやついフェスティバルについて語り続けたい。そして「だから数字が生まれたのか!便利!」と感謝したい。39。

note.comというわけでやついフェス。
渋谷のライブハウス複数会場を一斉に貸し切って行われる都市型周遊フェスとして始まり年々規模を拡大していったが、2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により中止に。
それでもなんとか形にできないか…ということでYouTubeニコニコ動画といった配信プラットフォームをライブハウス会場に見立て、さらにプラットフォーム毎に課金無課金とかフェスじゃないよね、ということで視聴は完全無料。代わりに物販も兼ねてクラウドファンディングで支援を受け付けました。

結果、コロナ禍においての新しいフェスの形を作り出し2020年は大成功。しかし「吹けよ春風」増刊号の執筆時には2021年の開催告知が発表されておらず、
「フィジカルでもオンラインでもいいから、年に一度はあの場所に集いたい。」
「今はただ、再びその場所が現れることを信じています。」
と熱っぽく記事を締めたところまでが前回までのあらすじ。

note.comさぁ、2021年は果たしてどうなったのか!パン!パン!(←張り扇)


●吹けよ春風増刊号の原稿締め切り翌日・公開前日にやついフェス2021の開催が発表

めちゃくちゃカッコ悪かったよね~。でもめちゃくちゃ嬉しかったね。

速攻でチケットを予約し、土曜日にレギュラー番組があるので初日に観に行けないことにむせび泣き、その鬱憤をクラウドファンディングで散財することで晴らし、当日(2日目)を迎えました。

さぁ、コロナ禍におけるニューノーマルのフェス、見せてちょうだいよ…。

と家を出て電車に乗り込み、忘れ物はないよなと今更ながら荷物をチェック。

…ん?あれ?ない。
ライブ用の耳栓を落とした。

何ちょっとフィルターかけてスクエアにしておしゃれっぽくしてるんだという話ですが、コロナ禍で長らく出番のなかった耳栓ケースのキャップが緩んでいたらしく、道中に落としたようです。

職業柄、耳を酷使して悪影響が出るのは避けたい。そこからは急遽、渋谷でライブ用の耳栓が「やついフェスの開場までに」買えるところはどこだ、と情報収集&どの店なら置いているかと想像力を巡らせる作業。

SHIBUYA TSUTAYAのイヤホン専門店に耳栓もあったはず…いや、確かコロナになってから臨時休業が続いて閉店したはず。
まんだらけとかアニメイトとかが入ってるビルの楽器屋さんは…コロナになって開店時間が午後に繰り下がっているので間に合わない。


コロナの影響がまさかこんな形で現れるとは。どこだ、他にどこなら売っているんだ…。

………ハンズ…!東急ハンズ……ッ!
10時開店、なんでもある。ならばライブ用耳栓もあるはず…!
待ってろ東急ハンズ…!てか渋谷駅周辺の再開発、ヒカリエ以降情報が止まってたからスクランブルスクエアとか何がなんやらだよ…!

で、ハンズ到着。
耳栓、ありました。

旅行用のが。いびき対策にも安心。

世の中そう上手くは行きませんね。
普通に音楽を聴くイヤホンで代用します。効果のほどは分からないけど。

ちなみ余談ですがその半年後「COUNTDOWN JAPAN 21/22」にてノイズキャンセリング機能付きイヤホンで減音効果を試したところ、全体的に耳に優しい感じになった上に身体に伝わる音の振動はそのままという面白体験になりました。
本来の使用目的とは異なる上に医学的な効果や根拠は全く無いので、耳を大事にしたい方はそれ用のを使ってね。


●着いたよ

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いえーーーーーい!!!
(飛沫防止のため心の中で)

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密対策できっちりスペースが区切られているぞーーー!!
(今思うとマス目が小さいですが、結局 来場者数が絞られているのでフロア自体のゆとりはかなりある)

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クラファンで支援したちょうちんが、まさかのエロメン一徹さんの下に配置されてるーーー!!!
(ちょうちんは安くない金額だったので支援するか迷いましたが「うめちゃんが何年間にも渡って熱中できるものなんだし、いいんじゃない?」と背中を押してもらった言葉は今も深く残っています。推しは推せるうちに推せ。)


●観たよ

まずは「アラウンドザ天竺」。実は僕の上司が昔一緒に仕事をしたらしく、所沢でのイベントにブッキングして「振り向けば小手指」を歌ってもらったのだとかなんとか。
コミカルな歌詞をゴリゴリのロックサウンドに乗せて歌うバンドで、非常に親近感がわきました。

また「ニガミ17才」。かっこよさもさることながら、音の遊びっぷりが素晴らしい。
メロディは5拍子リズムは2拍子で最小公倍数の10のときに手拍子がハマって…みたいなパズルのような演奏を「今演奏している曲で最後なんですが、残り時間は?…10分。そうですか…」と時間調整でやっちゃうあたり、何者なんだ。

隅っこながらラジオ業界の端くれにいる人間として、「みんなにオススメしたい!」というアーティストと出会えるのがフェスの醍醐味。
ちなみに一種の職業病として、どれだけ素晴らしい音楽でもJASRACに登録していないとオンエアできないので(※)「いい音楽と出会ったのに曲を紹介できないストレス」みたいなものがあります。
(※放送局の規模が小さいため著作権管理団体との包括契約を複数社と結ぶ余力が無い場合。)


(僕の中で)新しいアーティストを発掘し、また定番のアーティストや企画も楽しみ、その後の打ち上げ配信もホテルで満喫しと大満足な2020年やついフェスでした。


●2022年は?

2022年のやついフェス。6月18日(土)、19日(日)に渋谷での開催とオンライン配信が発表されております!

yatsui-fes.com速攻でチケットを入手!
しかし出演者の発表はまだ無し!(4月13日現在)
クラウドファンディングもまずは100万円達成!
とはいえまずはリターンにドキュメンタリーDVDがまだ登場していないので(4月13日現在)、追加リターンに加えられるまでは様子見!

と、着実に動いております。去年の反省を活かし口酸っぱく時系列の保険をかけてみました。

名入れ提灯(中)yatsui-fes.myshopify.comあとあれですね。リターン品の名入れちょうちん。
昨年も迷った末に「まぁイベント会場からの出張公開生放送とかで飾ってウケを狙うのに使えばいいか」と支援したものの、コロナ禍でそんな出番はなく。今もダンボールの中で眠っております。
それを、今年2つ目をゲットするか。両手にちょうちん。ちょっと愉快がすぎるかなぁ。
放送局名や番組名に自分の名前でもいいけど個人的なもので会社にお伺いを立てるのも面倒だし、ケチなんぞつけられた日にはねぇ…まだ保留です。

とはいえ、渋谷の円山町を道行く数万人、あるいは配信を見る数百万人の目に触れるちょうちん。お知らせしたいものがある方、いかが?

 


酒樽は、宝くじがあたった暁には考えたいですね。買ったこと無いけど、宝くじ。


そうそう、今年も開催が近づいてきたら自分のラジオ番組で「勝手にやついフェス応援番組」を勝手にやると思うから、ぜひ無料スマホアプリ「Radimo(レディモ)」をインストールして聴いてくれよな!

fmchappy.jp

 

うめすみ
小さなラジオ局に勤めています。
ラジオパーソナリティ、ナレーター、イベントMCを中心に音響PAなど。
コロナ禍によって動画を作る仕事も増えてきました。
木曜夕方と土曜の午後に生放送をしているので、よろしければTwitter(@umesumi)をご確認ください。