気づいたら、春。
「春といえば桜」と勝手に思っていたのですが、最近の桜は冬と春の境目辺りに咲いて春になるかならないかぐらいでいなくなっているような気がします。
コロナが流行り、家から出られない日々を数年過ごし、外に出ても常にマスクをしている生活に慣れてしまうと春(だと思っていたもの)を感じる機会が少なくなります。
代わりにあっしなんていかがですってな具合で花粉がやってきやがって四六時中目鼻を赤くさせて春を感じるようになりました。
こんな感じ方は嫌だいっと思ってもアレルギー反応だからどうしようもないのです。
かかりつけの医者へ行き、オルゴールの『桜坂』を聞きながら待合室でぼんやりと「春め……」と思ったりしております。
ですが、もう一つ、「あ、春だ」と感じるものを思い出しました。
それが、このZINEです。
2月くらいになると土の中で眠っていた『吹けよ春風』がむくむくと出てき始めて、
3月くらいになるとどなたをお誘いしようか、何を書こうかとぐるぐる考え始め、
4月になると素敵な記事が集まり、お花見のような賑わいになるのです。
この時間の流れ方が私の中の「春の訪れ」とぴったり合うのです。
今年も無事に春を迎えることができました。
しかも今年は2号(!)。
つまり来週も新たな記事を公開いたします。
こんなに豪華な春があっていいのでしょうか。
いいんでしょうな。
だって春なんだもの。
なのでぜひとも来週もここでお会いいたしましょう。
それでは。
吹けよ、春風。